愛する妻が急逝して半年。
家事のほとんどを任せきりだった白鳥学(45歳)は“フツー”の日常生活を送るのにも悪戦苦闘中。
「この先、自分は一人で生きていけるのか?」
平凡で不器用な学は、そんな漠然とした不安を抱えながら、それでも少しずつ前に進んでいくのです。
“残された人の人生”を考えるドタバタ“没イチ”ライフ、開幕です!
兵庫県出身。大阪芸術大学卒業。
第48回ちばてつや賞ヤング部門にて、『赤灯えれじい』で大賞受賞。
その後、同作をヤングマガジンで連載開始。大人気を博す。
その他の作品に『ケッチン』『凸凹 DEKOBOKO』『ハイポジ』など。
シニア生活文化研究所所長。博士(人間科学)。
第一生命経済研究所主席研究員として、死生学などを専門とし、その後独立。
現在は、『終活』に関する講演を精力的に行いながら、かねてから関心のあった東南アジアの貧困支援に取り組んでいる。
『ひとり終活』(小学館新書)『〈ひとり死〉時代のお葬式とお墓』(岩波新書)など著書多数。