物語の舞台は1966年の東京。 受験戦争を乗り越え、夢と希望を胸に抱き “都の西北”早稲田大学法学部に入学した 山口県岩国市出身の島耕作、18才。 大学生活の中で触れる、心許しあえる仲間との友情、 刺激的な人々との交流、そして心惹かれる女性との出会い──。 高度経済成長、そして学生運動まっさかりの激動の時代に、多くの邂逅や経験を経て一人の青年がどう成長していくのか、後に大企業のトップに立つ男の「原点」となる青春時代を描きます!
1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、1974年漫画家デビュー。 『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞、『課長 島耕作』で第15回講談社漫画賞、『黄昏流星群』で2000年文化庁メディア芸術祭優秀賞と2003年漫画家協会賞大賞を受賞。2007年には紫綬褒章を受章している。 主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』『加治隆介の議』など多数。現在は『会長 島耕作』(モーニング)、『学生 島耕作 ~就活編~』(イブニング)、『黄昏流星群』(ビッグコミックオリジナル)を連載。