鳴海六朗、四十にして惑いっぱなし。 鳴海六朗は、出版社で編集者として勤務するかたわら、小説家としての顔も持っていた。 売れない文芸小説を書き、独身ゆえの気楽さで、呑気にやり過ごす日々。 ある夏の日、偶然引き寄せられた六朗と謎の美女。 そしてそこから2人が紡ぎ出す、狂おしい愛の記録。 ツァラトゥストラはかく語りき、「女性においていっさいは謎である」。
2001年より「イブニング」にて『恋風』(全⑤巻)を連載、2004年にアニメ化。
2009年より「good!アフタヌーン」にて『夏の前日』(全⑤巻)を連載。
2016年16号より『官能先生』スタート!