敗戦の色濃い昭和十九年十一月、大日本帝国海軍大佐の源田実は「本土防衛の切り札」として、各地のエースパイロットを集めた超精鋭部隊の設立に踏み切った。
それこそが、のちに伝説の航空部隊として名を馳せる「剣部隊」――第343海軍航空隊である。
最強の343空にあって“撃墜王”の名で畏れられた男・菅野直を主人公に据え、勇猛無比な若きパイロットたちの活躍を圧巻の筆致で描く!
1980年第19回『週刊少年サンデー』新人コミック大賞佳作でデビュー。 代表作に北朝鮮拉致問題扱った『奪還』『めぐみ』があり、また戦記物『夢幻の軍艦大和』では、戦艦や戦闘機のリアルな描写が話題に。 百田尚樹氏原作『永遠の0』『海賊とよばれた男』のコミカライズでは作画を担当。 また執筆の傍ら、子ども達の笑顔を支援する漫画家のNPO団体ビースマイルプロジェクトの代表理事も務める。