『アリータ:バトルエンジェル』監督
ロバート・ロドリゲス スペシャルインタビュー
(「イブニング」2018年18号に掲載)
ロバート・ロドリゲス
アメリカ合衆国テキサス州出身の映画監督。
代表作に『デスペラード』『シン・シティ』『スパイキッズ』シリーズなど。
同じく映画監督のクエンティン・タランティーノとは、お互いを「ブラザー」と呼ぶ仲らしい。『銃夢』の映画版である『アリータ:バトル・エンジェル』にて監督を務める。
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——素晴らしいセットですね。このプロジェクトを手がけると決めた時、こんなに大規模で凄いセットを作ることになると、想像していましたか?
- ロバート・ロドリゲス(以下、ロバート)
- ジム(・キャメロン)※1 は、この映画のテクニカルな側面を考えていた時、設計や技術の関係で、赤道の近くであるべきだと思っていたようだ。パナマとか、南米とかさ。そこからこの映画のビジュアルデザインが生まれている。僕も、最初、どこか国を決めて、数週間だけでもそこで外ロケをしようかと考えたんだが、これは凄く大規模な映画で、カメラをたくさん使うということなどを考慮し、セットを作ってしまう方が現実的だったんだよ。それで、道同士が繋がっていたり、違う角度から撮ると凄くかっこよく見えたりするような、いろんな風に使えるセットをデザインすることにしたというわけ。『エル・マリアッチ』※2 では、道を2本しか使わなかった(一同笑)。みんな、同じところをぐるぐる走り回っていて、シーンによってはさっき出て行ったはずの建物が映っていたりするよ。僕は「どうせ誰も気づかないさ」と思っていた。でも、今回は考えるべきことがたくさんあった。こんな凝ったものをテキサス※3 に作ることになるなんて、思ってもみなかったな。これはテキサスに作られた、史上最大のセットだと思うよ。
——このプロジェクトのどこに惹かれたのでしょうか?
- ロバート
- 僕はジム・キャメロンのファンで、彼の活動ぶりに、長年注目してきている。彼とは20年来の友人でもあるんだよ。彼が今作の権利を買ったというのも、何年も前に読んで知っていた。彼はあれをどうしようとしているんだろう、他の人が描いたものを映画化しようとしているなんて興味深いな、それはどういったものなんだろうかと思っていたが、彼に直接そのことを聞いたことはなかった。去年、僕は2年ぶりくらいに彼を訪ねていき、積もる話をし、彼は『アバター』※4 続編の準備段階のものを見せてくれた。彼はたぶん、残りのキャリアを『アバター』に費やすことになる。それで僕は、『Battle Angel』はどうなるんですかと聞いたんだ。ファンとして気になったんだよ。「もうあれは作らないんですか?」と聞くと、彼は「15分くらい時間ある?」と言ったよ。そして彼は、アニマティックやビジュアルのサンプル、脚本を見せてくれたんだ。彼は180ページもある脚本を書いていたのに、『アバター』が忙しくて、完全版に持っていくことができないでいたんだよ。彼は「『アバター』より先にこれを作るつもりだったんだ。でも『アバター』の方が先に準備ができてしまった。『Battle Angel』は完璧な脚本ができていなかったんだ。それで、先に『アバター』をやってから『Battle Angel』に戻ってこようと決め、(『アバター』が公開された後)彼のスタッフは『Battle Angel』に取り掛かったんだよ。でも『アバター』は史上最大のヒットとなり、続編ができることになる。またこれで忙しくなってしまったわけだ。彼は僕に、「満足のゆく脚本を仕上げてくれるなら、君が作ってくれよ」と言った。僕は、「うちに持ち帰って、夏休みの宿題にします」と言ったよ。それが去年の夏。180ページの脚本を、普通の長さにカットし、リライトする。それも彼のスタイルで、彼がキャラクターにやらせたかったことを残したままだ。彼はビッグなアクションシーンが得意で、これまで誰も見たことがないような世界を作るが、彼の映画が人を惹きつけるのは、キャラクターが奥深く、ストーリーが優れているからだ。これも、ラブストーリーでもあり、父と娘のストーリーでもある。僕自身も父親。だから僕は、この作品に強く惹かれたし、彼がなぜ(原作から)何をカットし、何かを強調したのかが理解できた。僕は、彼が入れたかったものは全部残しつつ、短いバージョンにしようと思った。僕が書き直した脚本を読んだ彼は、「素晴らしい。これで行こう。60ページも削ってあるけど、どこが削られたのかわからないよ」と言ったよ。それが僕の目的だったんだ。どこを削ったかわからないような削り方をしたかったのさ。そこからは凄いスピードで進んだ。このセットはたった3ヵ月半で作られ、僕らはもう撮影に入っている。それって凄いスピードなんだよ。それもジムがすでにたっぷり準備をしていたおかげ。こんなチャンスには、めったに巡り会えない。クエンティン※5(・タランティーノ)もそうだが、僕らは書いた脚本を捨てるなんていうことはしない。ジムも、これを作るつもりだったんだ。『アバター』が成功しすぎてしまったせいで、無理になってしまっただけ。僕はラッキーだったんだ。そうじゃなかったら、誰もこれを作ることがなかった。僕は、彼が自分で作る映画のコレクションの一部に関わることができた。それは、今作の大きな魅力だったよ。
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——ティーンエイジャーのヒロイン、アリータについて語っていただけますか?
- ロバート
- ジムは映画史上で最も素晴らしい女性のアクションヒーローを生み出してきた人。だからタイトルにもなっている、このアリータ※6 という少女に、僕は凄く好奇心を覚えた。僕自身も機会があれば、そういうキャラクターを(自分の映画に)入れるようにしている。『スパイキッズ』の10歳の女の子にしてもそうだ。僕は、僕の娘が観ることができて、インスピレーションを受けるような、PG-13指定の映画を作ってみたいと思った。ジムならば凄いキャラクターにするだろうと思ったしね。僕の予感は当たっていたよ。彼女は凄くバランスが取れている。これは彼女の成長物語で、彼女は自分が一体どんな人間なのかを発見していく。自分の中に潜むパワーを見つけ出し、特にそんなつもりがなくても、世界を変えていくんだよ。彼女が世界に大きな影響を与えるのさ。素晴らしいストーリーだ。ジムが手がけただけに、スリルも満点。ユーモアもあるし、何より愛にあふれている。
——彼女のキャスティングは難しかったですか?
- ロバート
- ああ、そこはとても重要だった。キャスティングは、いつも最も恐ろしい部分だが、特にこのキャラクターは、ジムが長いこと愛し続けてきたんだからね。キャスティングは、時に、そんなに難しくないこともある。まるでその役を演じるために俳優になったような人が現れたりすることがある。今回のローサ・サラザール※7 が、まさにそうだった。彼女のオーディションを見た時、泣きそうになったよ。オーディションで泣かされたなんて、初めてのことだった。オーディションが終わって彼女が出て行く時、僕は彼女に「君は何者? どこから来たんだ?」と聞いたよ(笑)。ジムに「この人が凄く良いと思ったんです」と彼女のオーディション映像を見せると、彼も同感で何度も繰り返し見ていた。そんな風に、僕らはあっさりとアリータを見つけたんだ。
——ジムはすでにコンセプトアートなどをかなり作り上げていたとのことですが、どこまでが彼の準備したもので、あなたが足した部分はどれくらいあったのでしょうか? 彼に「僕は新しくこういうのをやりたいのですが」と言うのは簡単でしたか?
- ロバート
- 彼は早い時間にいろいろ作り上げていたが、それは10年も前にできたものだ。『アバター』の前だったんだよ。それ以降、彼のもとで仕事をするアーティストは、ますますレベルを上げている。これは、完璧なタイミングで実現に至った。彼の会社ライトストーム※8 のアーティストは、(『アバター』続編の)脚本の改訂版が来るのを待っているところで、暇だったんだ。ずっと『アバター』をやっていたところへちょっとの間、『Battle Angel』をやることになったのは、お口直しみたいで新鮮だったようだよ。彼らは『Battle Angel』のアートを、10倍くらい凄いものにアップデートしてくれた。それらのアートをベースに、僕らはセットを築き、WETA※9 にも資料として渡したのさ。それは、僕にとって最高のプレゼントだった。こんなにレベルの高い人たちと仕事をしたことは、これまでないよ。これがライトストームの作品でなかったら、こんな機会は訪れなかった。しかも、彼らは脚本待ち状態だったんだよ。暇だったんだ。パーフェクトなタイミングだったのさ。
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——あなたにとってもパーフェクトでしたよね。あなたにとってキャリア最大の作品を、自分の住む街で作ることができたのですから。
- ロバート
- ああ、アメリカ国内で撮影できるのは、みんなにとって良いことだった。ジムや彼のチームの人々が、簡単に訪ねて来られるからね。L.A.からここまでは、飛行機ですぐだ。僕のアーティストも、簡単にライトストームを訪ねて行ける。ここにとどまっていられるということもまた今作の魅力で、みんなはさらに頑張って仕事をしようと思ってくれたんだよ。
——これは、あなたが手がけた過去の作品よりも大規模ですよね?
- ロバート
- ああ、もちろんだ。これまでのよりずっと大きいよ。
——その分、大変なのでしょうか?
- ロバート
- 制作プロセス自体はそんなに違わないが、規模が大きい。僕が初めてデジタルの3D映画を作ったのは2012年のこと。つまり、それだけ長いことやってきたんだが、規模が小さかったんだよ。僕がこれまでに作った最大の映画は、今作の半分の規模と予算。クレーンをずっと使い続けるというのも初めてだ。こんな贅沢をさせてもらえるなんて素敵だよ。こんなに素早くショットを撮れてしまうのかと感激だ(笑)。
——原作漫画には、どこまで忠実ですか?
- ロバート
- 原作漫画は何巻も出ているので、ジムは②巻の途中から③巻くらいからインスピレーションを得て、それを元に脚本を書いた。僕らがやれることはたくさんあり、ジムは原作のうち、別の何冊かからインスピレーションを得て、続編の流れもだいたい決めている。でも、この最初の映画は、いくつかの本を元にして、そこに彼が思いついたものも加えた形だ。
——クリストフ・ヴァルツ※10 をキャストするに当たっては、クエンティンと話したのでしょうか?
- ロバート
- 僕はクエンティンの映画でクリストフを知って、凄い俳優だと思っていた。彼をキャストするとクエンティンに言うと、喜んでくれたよ。クリストフはこの役に完璧で、まるで彼のために書かれた役じゃないかと思うほどだと、僕は言った。彼の口から、あれらのセリフが出てくるのを聞くのは最高だよ。たちまち信じてしまうんだ。
——日本には、この映画を待ち望んでいるファンがたくさんいるのですが、彼らに何かメッセージをいただけますか?
- ロバート
- この映画は、漫画の精神に忠実だよ。それに僕は『シン・シティ』※11 でもやったように、オリジナルの作家が持ち込んだものに、たっぷり注意を払う。原作通りにデザインをすることもあるよ。キシロ※12 は凄いことをやってみせたからね。彼には優れたビジョンがあり、キャラクターは力強くて、何でもやらせてみせられる。僕らはそこからインスピレーションを得て、デザイン、ルックス、雰囲気を作り出した。僕らは独立した映画として成立するストーリーを作ったが、もっと続けられると感じるものにもした。彼の描いた漫画は壮大だからね。クリストフも言っていたんだが、この脚本の中には、次のための種が、たくさん埋め込まれているんだよ。たとえ1作で終わったにしても、これよりもっとあると感じさせるから、作品に濃厚さが出る。それも全部、キシロが作り上げた作品のおかげだ。原作漫画※13 を持ってきて、「このショットって原作そのままだよね」と言ったりすることもある。漫画が息吹を得ていく様子を見るのは、エキサイティングだよ。ファンの皆さんには、原作の精神が貫かれているし、その世界が生き生きと展開する映画になると期待していて欲しい。そこはしっかり意識して作っているから。僕もジムも、キシロの大ファンなんだよ。
——この世界について説明していただけますか? 未来的かつレトロな感じなのでしょうか?
- ロバート
- 新世界の一番下になる1階と2階は、古い世界の上に建てられている。だからそこには古い世界の雰囲気もあり、上に行くほど未来的になる。その(上の方の)部分はデジタルで作るよ。でも、観客が馴染みを感じてくれるものにすることも意識した。かなり先の未来が舞台になっていても、なぜか現代の僕たちも親しみを感じられる風にしたかった。まるっきりかけ離れたSFではなく、共感を持てるSFにしたかったんだよ。ストーリーはタイムレス。舞台が未来だというだけ、みたいな。おかげでこれらのサイボーグみたいなキャラクターを出してこられるし、ジム・キャメロンの世界で遊ばせてもらえるわけだが(笑)。いや、ジム・キャメロンだけじゃなくて、ジムとキシロを合わせた世界でね。すごく楽しいよ。ジムがどうして、あの漫画を映画化したかったのか、よくわかる。
——クルーにこの世界観を理解してもらう上で、何か過去の映画を見せたりしましたか?
- ロバート
- いや、アーティストが素晴らしいビジュアルを作ってくれていたからね。彼らは映画全部のコンセプトアートを作ってくれていたんだよ。それに合わせた音楽も入れた。どんな映画になるのか分かってもらう上では、他の映画ではなく、その12分の映像を見てもらったんだよ。そのプレゼンを見たら、映画を全部見たような気分になる。ジムは、それと同じことを『アバター』で僕にやってくれたんだ。彼が見せてくれたのは、アートワークにナレーションが入ったもので15分だったが、見終わって「これは凄くビッグは映画になるぞ」と思ったのを覚えている。ストーリーもよく分かった。僕はそれを公開の5年も前に見ていたんだよ(笑)。そのやり方はとても良いんだ。参考にするべき他の映画を見せるより、ずっと良い。だって、全く新しい映画を作ろうとしているんだから。今のアートワークの技術をもってしたら、作る前にその映画を見せることができるんだよ。
——イギリス人としては、なぜエド・スクライン※14 をキャストしたのかを知りたいのですが。
- ロバート
- 僕は彼の大ファンなんだ。彼は『デッドプール』※15 で、とても良かった。彼はこのプロジェクトに、とても独特な視点を持ち込んでくれたよ。好感が持てるのと同時に、どこか凄く怖いと感じさせる。彼が怖くなると、本当に怖いんだよ。彼にはそれができると、僕は知っていた。彼はある時点で暴れ回るんだ。そのシーンで、彼は本当に恐ろしくならないといけない。エドにはそれができる。彼は、それらの2つの側面を持てる人。チャーミングだなと感じさせても、すぐにそっちに切り替えられる。それがまた怖いんだよ。
——彼はパフォーマンスキャプチャー※16 を使った演技をするわけですが、すぐに慣れましたか?
- ロバート
- ああ、すっかり慣れているよ。そのせいで時間がかかることはないね。3Dだし、1日に40もセットを切り替えるから、今作には時間がかかるだろうと思われがちだが、凄く速いスピードで進んでいるよ。今やこれが普通だし、今作には凄くたくさんのクルーがいて、みんながそれぞれに決められたことを担当している。だからスムーズに流れるんだ。テクニカル面の理由で中断されることもあるんじゃないかと思うだろうが、それは一度も起こっていない。実際のところ、もっと自由を感じているくらいだよ。
——原作漫画に出てくるサイボーグのマーシャルアーツは、どんな風に描かれるのでしょうか?
- ロバート
- そこはジムに聞いてほしいね。凄く面白い話を聞けるはずだよ。何を望んでいたのですかと聞いたら、彼は、あれとこれを混ぜたようなもの、と言うだろう。それらをもとにして、スタント・コーディネーターのギャレット・ウォーレンと作り上げたものを、一緒に見直した。このキャラクターはCG。だから俳優やスタントマンが実際にやれるようなことを考えた上で、さらに映画で一度も見たことがないようなものに引き上げて見せられる。そこが面白いところなんだ。古典的な動きをやらせたと思ったら、次に無理だろうというものをやらせることができるわけさ。それが彼女をさらに特別でエキサイティングなキャラクターにする。来週、彼女はファイトシーンを撮影するよ。大勢の人をやっつけるシーンだ。だが、それは必ずしも完全に良いことに繋がらないんだ。
——公開が楽しみですね! ありがとうございました!!
※1 ジム
映画監督ジェームズ・キャメロンのこと。監督作品に『ターミネーター』『エイリアン2』『ターミネーター2』『タイタニック』『アバター』など。『ランボー/怒りの脱出』の脚本も手がける。1997年、『タイタニック』でアカデミー賞11部門を受賞し、自身もアカデミー監督賞を受賞と世界映画史に残る大ヒットを記録。2009年には3D映画『アバター』でその興行収益記録を自ら更新した。
※2 『エル・マリアッチ』
1992年制作のアクション映画。ロバート・ロドリゲスを一躍有名にした。『デスペラード』はその続編にあたる。
※3 テキサス
BBQ発祥の地。とにかくお肉が美味しい。低温でじっくり燻製するスタイルのため肉本来の旨味を引き出し、柔らかくジューシー。ロケ地の取材に訪れた原作者・木城ゆきと先生もテキサスBBQを堪能した。
※4 『アバター』
2009年公開の映画。「観るのではない。そこにいるのだ。」がキャッチコピー。全世界の歴代興行収入、そしてアメリカ国内の歴代興行収入は1位が『アバター』、2位が『タイタニック』である。
※5 クエンティン・タランティーノ
映画監督。代表作に『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『キル・ビル』『デス・プルーフ』など。日本での愛称は「タラちゃん」らしい。
※6 アリータ
『ALITA:Battle Angel』の主人公。原作『銃夢』ではガリィ(陽子)だが、映画ではアリータなのだ。
※7 ローサ・サラザール
カナダ出身の女優。主演のアリータを演じる。『メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮』『メイズ・ランナー 最期の迷宮』ではブレンダ役で活躍。
※8 ライトストーム
アメリカ合衆国の独立系映画製作会社、ライトストーム・エンタテインメント。1990年、ジェームズ・キャメロンとラリー・カザノフによって設立されて以来、『ターミネーター2』『タイタニック』『アバター』などのプロデュースに携わってきた。
※9 WETA
視覚効果(VFX)の制作会社。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ3部作における突出したVFXは高く評価され、3作ともアカデミー視覚効果賞を受賞した。また、続く『キング・コング』でも同賞を受賞。そのクリーチャーの表現技術を買われて『アバター』にも参加し、異星人ナヴィやパンドラの世界観を見事に表現したことでオスカーを手にした。
※10 クリストフ・ヴァルツ
オーストリア出身の俳優。出演した、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』にて数々の賞を受賞している。
※11 『シン・シティ』
2005年公開のアメリカ映画。ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーの共同監督。また、特別ゲスト監督としてクエンティン・タランティーノも参加。死体が喋りかけてくる幻覚を視るというシーンを担当している。
※12 キシロ
『銃夢』シリーズの原作者・木城ゆきと氏。敬意を表して「ミスターキシロサン」と呼ばれることも。
※13 原作漫画
『銃夢』シリーズ、世界16ヵ国で好評発売中。
※14 エド・スクライン
イギリスの俳優、ラッパー。『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られている。
※15 『デッドプール』
マーベル・コミックの同名キャラクターを基にした2016年公開のスーパーヒーロー・コメディ映画。
※16 パフォーマンスキャプチャー
三次元空間における人間の動作に加え、表情の変化もデジタルデータとしてコンピューターに取り込む手法のひとつ。